HOME > お知らせ > 新着情報 > 秋の漢方養生①

秋の漢方養生①

2026.09.07新着情報

秋は「乾燥」の季節 肺をいたわる養生を

暑かった夏が終わり、少しずつ空気が乾燥してくる秋。

過ごしやすい季節ですが、

「のどが乾く」
「空咳が出る」
「肌がカサカサする」
「便が硬くなった」

こんな変化を感じる方も増えてきます。

漢方では、秋は「燥(そう)」=乾燥の影響を受けやすい季節と考えます。

そして、この「燥」の影響を特に受けやすいのが「肺」です。

漢方でいう「肺」は、呼吸器だけではありません

漢方の「肺」は、西洋医学でいう肺そのものよりも、少し広い働きを指します。

呼吸や鼻・のどだけでなく、皮膚や粘膜の状態、体の水分バランス、外から体を守る働きなどにも関係すると考えます。

そのため、秋の乾燥によって肺が影響を受けると、

のど・鼻が乾燥する
空咳が出る
痰が切れにくい
肌がカサつく、かゆい
唇が乾燥する
便が硬く、コロコロする
など、一見バラバラに見える不調が現れることがあります。

秋の食養生は「潤す」がキーワード

秋は、乾燥した体に潤いを補う食材を上手に取り入れましょう。

梨・れんこん・長芋・百合根・白きくらげ・大根・豆乳・白ごま・はちみつなどがおすすめです。

特に旬の梨やれんこん、長芋は、秋の食卓にも取り入れやすい食材です。

ただし、秋はだんだん気温が下がってくる季節でもあります。

冷たいものを摂りすぎて胃腸を冷やさないよう、秋が深まってきたらスープや煮物など温かい料理にして取り入れるのもおすすめです。

秋は「肺をいたわる」ことから

夏の暑さで消耗した体に、秋の乾燥が重なるこの時期。

「毎年秋になると咳が出る」
「のどや肌が乾燥する」
「風邪をひきやすくなる」

そんな方は、季節の変化に合わせた養生を少し意識してみましょう。

秋の養生の基本は、乾燥から体を守り、肺をいたわること。

食事や生活の中で適度に潤いを補いながら、本格的な秋に備えていきましょう。

一覧に戻る