
朝になると起きられない。
何度声をかけても布団から出てこない。
学校へ行く時間になると「気持ち悪い」「頭が痛い」と訴える。
そんなお子さんの姿を見て、
「夜更かしばかりしているから」
「気合いが足りない」
「甘えているだけでは?」
と感じたことはありませんか?
しかし実際には、体の不調が隠れていることがあります。
その一つが「起立性調節障害(OD)」です。
起立性調節障害とは?
私たちは立ち上がると重力の影響で血液が下半身に集まります。
通常は自律神経が働き、血圧や心拍数を調整して脳への血流を保っています。
ところが起立性調節障害では、この調整がうまくできません。
その結果、
めまい
立ちくらみ
頭痛
動悸
倦怠感
朝起きられない
といった症状が現れます。
特に中学生から高校生に多くみられます。
本人もつらい
起立性調節障害のお子さんは、
「学校を休みたい」
のではなく、
「行きたいけど体が動かない」
ことが少なくありません。
朝は起きられないのに、夕方になると元気になる。
そのため周囲からは理解されにくく、
「サボり」
「怠け」
と思われてしまうこともあります。
しかし本人も苦しんでいるケースが多いのです。
なぜ今増えているの?
最近は相談を受ける中でも、
「朝起きられない」
「疲れやすい」
「頭痛が多い」
というお子さんの話を耳にする機会が増えました。
背景には様々な要因があります。
睡眠不足
運動不足
ストレス
生活リズムの乱れ
そして現代ならではの問題として、
スマートフォンやタブレットとの付き合い方も無関係ではないと考えられています。
朝起きられない、疲れやすい、頭痛が続くなどのお悩みは、一人ひとり背景が異なります。
まずは状態を整理することから始めてみませんか。