衛気は、体表(皮膚・粘膜)病邪や異物(花粉や大気汚染など)の侵入を防ぎます。バリア機能で外邪に抵抗し、排除する働きがあります。
衛気の機能が弱まると・・
○アレルギー疾患(花粉症、アレルギー性鼻炎、じんましん、アトピー性皮膚炎、薬物アレルギー、気管支ぜんそくなど)が発症しやすくなります。
○ウイルス・細菌などによる鼻・耳・咽頭・気管支・呼吸器の感染症にかかりやすくなります。また、繰り返し発症して慢性化しやすくなります。例えば、風邪を引いた時、中耳炎・副鼻腔炎・肺炎などを併発して慢性化するケースが起こります。