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つらい花粉症

2025.03.02新着情報

近年の研究で「スギ花粉に含まれる抗原タンパク」が乾燥や外部刺激から肌を守る「バリア機能」を低下させ、肌荒れの原因になることがわかってきました。スギ花粉が皮膚のバリア機能を低下させ、皮膚の水分を蒸発させ肌本来の油分としてのバリア機能の維持・回復を担う細胞間脂質の分泌も抑えることがわかってきました。このことにより、花粉シーズンに皮膚の乾燥や痒みがどうして引き起こされるかわかるようになりました。花粉はアレルゲンの一種で皮膚・鼻・喉・目の粘膜に付着することにより、アレルギー反応を起こします。

中医学では、皮膚・粘膜は「肺」が司り「衛気」の働きにも関わっていると考えます。「衛気」は気の一種で皮膚や粘膜に存在する免疫パワーいわゆる防御力のようなもので体表面や体内の粘膜のバリアの役割をしています。「衛気」を巡らせればアレルゲンの侵入を阻止し、体調不調になる前に防いでくれます。この春は「衛気」を高めて強いからだ作りをしてみませんか?

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